教室関係コラム

2014.07.13

第11回日独皮膚科学会

第11回日独皮膚科学会
German-Japanese Society of Dermatology (GJSD)
会場:Marriot Hotel Heidelberg      
会期:2014年6月11−14日

大阪大学医学部皮膚科学教室
廣畑彩希

 2014年6月11日から6月14日までドイツHeidelbergにて開催されました日独皮膚科学会に参加させて頂きました。英語での発表作成は初めてであり、山岡先生を始めたくさんの先生方に数回にわたって御指導頂き、やっとの思いで完成したポスターを抱え、初めての海外学会に参加して参りました。
学会発表・討論は当然の事ながらすべて英語であり、また、研究をテーマにした発表が多く、英語を大変苦手とする私にとっては大変ハードルが高いものでした。その中で特に印象的であったのは、私より少し上の学年の比較的若い先生方によるoralの発表が大変多かったことでした。また、流暢な英語でしっかりと発表され、ドイツの先生方や日本の先生方の鋭い質問にもしっかり返答されておられる姿に感銘を受けました。皮膚科学について学ぶことはもちろんですが、自分の意見をしっかり英語で伝え、討論を行うことができることの大切さを実感しました。
 また、学会期間中の食事の際、他大学の教授・先生方と席を御一緒させて頂き、お話を伺う機会が多くありました。最高のビールやワインとともに、普段なかなか耳にすることができない皮膚科の奥深い話を聞かせて頂き、大変貴重な時間となりました。

  • (学会会場にて夕食)
  • (学会会場にて夕食)

(学会会場にて夕食)

 学会終了後はHeidelberg城など、旧市街の散策やおいしいドイツ料理を堪能し、非日常を存分に味わう事ができました。皮膚科入局2年目で海外の学会参加というめったにない経験が出来、これを今後の診療活動の糧にしたいと思います。

平成26(2014)年7月13日掲載

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