IID参加記
大阪大学医学部皮膚科学教室
楊 伶俐
2013年5月6日から13日まで、エジンバラにて開催されたInternational Investigative Dermatology2013学会に参加させていただきました。
参加者が非常に多く,オーラルセッションにほぼ満員でした、今回のIIDの発表は皮膚免疫学についての発表が多くありました。 私自身はペリオスチンを介したヒスタミンのリモデリング役割についてポスター発表をしました。また、自分が携わったことのないendocrine分野の発表を聞き、勉強することができました。寺尾先生がendocrineセッションで口頭発表を行っていました、寺尾先生の堂々したごオーラル発表を聞くことができ、大きな刺激となりました、このような場で将来、立派な発表をできるような結果を出したいと思いました、もっと実験に励むとともに、知識をつける必要があると感じました。
今回、世界の皮膚科研究の最前線を直に見ることができたのは大変良い勉強になりました。自分の知識の及ばない所が余りにも多く、今後も積極的に知見を広めていく必要性を感じました。
学会期間中は会場だけでなく、夕食も先生方とご一緒し、日頃ゆっくりできないようなお話を聞かせていただき、本当に楽しい時間を過ごすことができました。さらに、学会会場以外でも京都大学皮膚科の先生方と食事会があり、初めてお会いする先生方のお話しを夜遅くまでおききすることができました、特に中島沙恵子先生は仕事も子育ても頑張っている素敵な女医研究者である中島先生のお話しで、すごく刺激を受けました、私も自分の時間、家庭の時間、仕事の時間をコントロールして、効率よくできたらと思いました。
今回IIDに初めて参加しましたが、私にとってはとても新鮮で楽しい体験や出会いができ、また来年も参加したいという意欲が湧きました。
このような素晴らしい機会を与えてくださった片山教授、いつも丁寧にご指導してくださる室田先生をはじめ諸先生方に心から感謝いたします、本当にありがとうございました。
エジンバラ城内から見える、市街の風景
第6回International Investigative Dermatology (IID)
会長:Alexander Enk 教授(ハイデルベルク大学)
会場:エジンバラ国際会議場
会期:2013年5月8-11日
平成25(2013)年6月10日掲載