教室関係コラム

2013.05.30

第18回ギンナン皮膚科談話会

第18回ギンナン皮膚科談話会

平成25年6月28日
種村篤医局長

6月22日(土)、年2回恒例の第18回ギンナン皮膚科談話会が開催されましたので報告します。この集まりは、いわゆる大阪大学皮膚科同門会の位置付けであり、大学・関連病院勤務、開業先生方を含め例年を上回る総勢111名の先生方が出席されました。改めて大阪大学皮膚科同門の規模の大きさ、歴史の深さ、諸先輩・後輩先生方との繋がりの強さを感じ、医局員の一人として大変心強く感じました。
また、特別講演では獨協医科大学越谷病院皮膚科 片桐一元教授に、アトピー性皮膚炎におけるサイトカインバランス・水分保持機能などに関するユニークな基礎研究データから、痒疹に対する治療アルゴリズムの提案まで、ご自身の臨床経験を踏まえながら盛りだくさんの話をして頂きました。さらに、一般演題として、日生病院の高橋先生および呼吸器アレルギー医療センター皮膚科部長の片岡先生より、それぞれの病院の象徴的疾患でもある乾癬とアトピー性皮膚炎をテーマに講演頂きました。これらの疾患は我々皮膚科医にとってcommonであると同時にmandatoryな疾患であり、今後の日常診療を行う上で大変有意義なものとなりました。懇親会では、阪大皮膚科の重鎮?!(多くの先輩)先生方とも今後の医局の在り方や病診連携などについてお話頂き大変参考になりました。
次回の同門会は12月に忘年会を兼ねて予定しています。同門の方々に於かれましては、ぜひご参加の程宜しくお願い申し上げます。

片桐先生の話に熱心に耳を傾けている様子

懇親会での一場面、談笑・談議皆様々。左奥の入口近くが過密状態であり、もう少しこちらまで入って頂いた方が良かったと感じるスナップです。

平成25(2013)年6月30日掲載

  • 社団法人日本皮膚科学会
  • 日本皮膚科学会中部支部
  • 日本皮膚科学会大阪地方会